ミスティック・リバー
2004/01/13
丸の内プラゼール
特撮交えて、ばたばた人が死んでいく映画が多いなかでこれほど「一つの死」をみつめたアメリカ映画は
久々のような気がしました。
3人の男、ショーン・ペン、ティム・ロス、ケヴィン・ベーコンのはそれぞれ生きる道を別々に選んだ大人。
過去があり、家族があり、自分がいる・・・その歯車が「娘の死」によって動き出し、狂っていく。
それを止める事はできないし、誰かが誰かを裁くこともできない苦しさが全面に出ているので重く苦しい映画かも
しれませんが、重厚さとみれば見ごたえあります。
先日観た『半落ち』を思い出しました。
妻を殺した・・・ということから3人の男の立場がぶつかりあう・・・これも重厚な演技合戦でした。
犯人探しとか、ストーリーだけ追ってしまう、または気軽な娯楽映画を期待していると肩すかしをくってしまうかも
しれません
更夜飯店
過去持っていたホームページを移行中。 映画について書いています。
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