群青の夜の羽毛布
2004/01/12
( ビデオ )
お互いに束縛しあい、依存しあい、傷つけあっている家族。
日常にひそむ痛い、病んだ断片を切り取ってみせる・・・こういうこと日本映画はとても上手いです。
この映画は痛さが大変わかりやすいです。
痛さ、に対してでは『ヴァイブレータ』の寺島しのぶと大森南朋のペアは高いハードルを軽々越えてみせます
(その分、痛さがとても微妙なライン)が、この映画の本上まなみと玉木宏はハードルを越えられなくて苦労しているような不器用さがあります。それがこの映画の特色かなぁ、と思いました。
タイトル通り、青、群青を基調にした映像も大変美しく、哀しいブルーな映画です。
更夜飯店
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