オカルト・ブルース

オカルト・ブルース

2004/03/15

( ビデオ )

 

香港・ジェフ・ラウ監督もの第四弾。

原題は「屍家重地」

この日本語タイトル、どうにかならないでしょうか~

オカルト・・・かもしれませんが、どこが「ブルース」なんでしょう????レンタルビデオ屋でもホラーの所にあったし。

確かに、始皇帝のミイラが出てきて、ゾンビが出てくるのですが、基本的には、お笑い冒険活劇です。

始皇帝のミイラは顔はメイクしてても「人間」そのものだし(笑)

弱いし(笑)女のゾンビたちもユーモラス(笑)とても可愛かったりします。

ジェフ・ラウ監督らしい、唐突な映画の出だし、脱線していく人間関係、凝ったセット、訳のわからない設定、

最後の冒険と対決。

しかし、この監督のグレートな所は、ワンパターンにならないことですね。続編、似たような設定、筋書き、

同じ役者さんを使うことはしないで、「脱線していく話をきちんとまとめる」

今回は京劇の劇団員たちとおまぬけ刑事たちが、最後は一致団結して始皇帝のミイラと舞台装置を上手く

使ってあの手この手で、対決っていうか、やりこめる騒動。

何故、いきなり劇団の人が次々おなかをこわすのか?チェン刑事は顔が青くなってしまうのか、ゾンビたちは

月光に左右されるのか? わからないのですが、それちゃんと伏線になっていきます。

最後の対決では、京劇の格好いつの間に(笑)しかも戦いながら衣装替え(笑)とても楽しい娯楽映画です。

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