JAM FILMS
2004/03/13
( ビデオ )
若手映画監督による10分ほどのショート・フィルムズです。
実は去年、前売券を買っていたのに結局見逃してしまい今回、ビデオで観ました
(一番お金かかってる映画ですね・・・)
よくショートフィルムズだと、共通テーマがあるわけですが、これはそういう制限、条件全くなし、だったそうです。
ですからジャンルは、色々で、それぞれの監督さんらしさが出ていましたが・・・・どうも、7編観終わってみると
「男の子の男の子による男の子のための映画」という共通の雰囲気があります。
「大人子供の大人子供のための映画」とも。
確かに、個人の自主制作映画よりは映像的にも、演技的にも優れていて、きちんとまとまっているところは
さすが今第一線で映画を撮っている人を集めましたね・・・です。
一番、男の子っぽさを出していた行定勲監督の『JUSTICE』が、もうもう、馬鹿馬鹿しいねぇって笑えますね。
「じゃすてぃす!!」とVサインを出して鼻血を出す妻夫木聡くん(笑)音楽はめいな Co.だし。
岩井俊二監督は、絶大な人気をほこっているのですが、「女の子をかわいく撮る」スタイルは変わらないですね。
ジェフ・ラウ監督の「女優さんを綺麗に撮る」とはちょっと違いがあります。『ARITA』という短編、これは
犬童一心監督の『伝説のワニ・ジェイク』とよく似ていますが、『ジェイク』のほうが役者さんのなりきりぶりが
興味深く観られて、広末涼子の舌たらずのナレーションより良かったです。
まぁ、あの雰囲気がいいのかもしれませんね。好みによります・・・
更夜飯店
過去持っていたホームページを移行中。 映画について書いています。
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