ビッグ・フィッシュ
2004/04/22
九段会館 ( 試写会 )
ティム・バートン監督大好きですから~
法螺を吹くって意外と難しいものです。。
子供にほら吹いて夢中にさせる大人、平気でヘンなウソついて騙して子供を喜ばせる大人が少なくなりました。。
あんまりしつこく長年にわたって耳にタコが出来るくらい繰り返されると、まぁ、うんざりするのもわかりますが。
子供ならば信じるような話の数々が、ティム・バートンカラーで嬉しいです。
時にダークで、時に色鮮やか。なんとも個性的な小物の数々。
しかし「わかってもらえない人」の存在も相変わらずなのですが、それを父と息子の話にしている分、
今回はファンタジック。
そのファンタジーの協力者の人達がまた、いいです。スティーブ・ブシェミさん、良かったですね。
映像の凝り方がまた、半端ではなくて細かいところまで、気を配っているのがいいです。
ユアン(父の若い頃)の赤いネクタイの柄は、『ナイトメア・ビフォー・クリスマス』だし(笑)
虚実皮膜の世界の描き方が、とても上手くて感心してしまいます。
本当のことをそのまま、話してもな~んにもおもしろくない。
1+1=2、ではなくて「いちたすいちは・・・一億なんだよ!」っていう世界。
夢みることの大切さを、しつこくなく、独特の個性で創りだすこの世界は大好きです。
サーカスでの猫の芸・・・ウチの猫にもできそう・・・。
更夜飯店
過去持っていたホームページを移行中。 映画について書いています。
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