イエスタディ・沈黙の刻印

イエスタディ・沈黙の刻印

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2004年9月7日  銀座 シネパトスにて

(2002年:韓国:119分:監督 チョン・ユンス)

陰影のはっきりとした硬質な映像がとても綺麗な近未来サスペンス・アクション。

謎の殺人事件と遺伝子操作の関係の行方を追う特殊捜査隊であります。

捜査隊の隊長が冷静なキム・スンウ。その女エリート隊員がキム・ソナ。事件の鍵を握る博士にキム・ユンジン。ゴリアテという謎の人物がチェ・ミンス。特撮よりもガチンコ勝負っていう感じですね。

アクションのキレはいいし、銃撃戦もクリアに撮っているし、話もかなり複雑・・・なのですが、どこか物足りないなぁ~と思ってしまったのは、ひたすら硬派硬派が続きすぎるからちょっと疲れてしまうかな?

しかし、女エリート隊員、メイを演じたキム・ソナって韓国ではコメディの女王と言われているそうですが、そんなイメージまったくなし、バイオハザードのミラちゃん、真っ青の戦士ぶり。まわりの男性隊員からなにかとひゅ~ひゅ~言われても無視して表情少なく、行動あるのみ!というのがかなりかっこいいです。それでも他の隊員たちを思う気持ちはとても強いというのが後半にかけて上手く出ていましたね。

クラブに突入するとき「我々は特殊隊員だ」と日本語で言うのですが、とても日本語上手くてヘンな発音全くなし。日本語にも堪能だそうです。これからちょっとチェックですね。キム・ソナ。

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