レジェンド 三蔵法師の秘宝
The Touch
2005年4月20日 新宿トーアにて
(2002年:香港・中国・台湾:104分:監督 ピーター・パウ)
主演のミシェル・ヨーが製作を兼ねて作った宝探しアクション・アドヴェンチャー、シルクロード編って感じです。
この邦題、もう映画の内容そのまんま、でいいのか悪いのか、ちょっとわからないです。
原題のThe Touchというのは、イン(ミシェル・ヨー)とトン(ブランドン・チャン)姉弟が活躍しているサーカスというかパフォーマンス集団の名前、なのですが、まぁ、無理やりこじつければ、タッチというのも後で別の意味があるような気もします。
青島で公演中のインとトン。そのパフォーマンスがきらきらしていてまずサービス精神を感じます。
ミシェル・ヨーはさすがに身のこなしが綺麗。
しかし、そこへ元恋人で今は雇われ泥棒をしているエリック(ベン・チャップリン)が現れたことで、インとトンの曲芸師一族に伝わる秘宝探しの追いかけあいが始まります。
もう、ミシェル・ヨーお姉様、素敵。綺麗に撮ろう、綺麗に撮ろうという努力が見えます。
偶然が偶然を呼ぶストーリー展開早いのですが、悪役があまりにも情けないところが、とほほって思うところもありますが、ベン・チャップリンが抜けているのか、抜け目がないのか、ちょっとわからない役なのがおもしろい所でした。
弟役のブランドン・チャンは映画初出演ということですが、なかなか身のこなしも、さすがこの姉にこの弟!と思わせるものがあって(ちょっと年齢差開きすぎのような気もしますが)次の映画も共演らしくてこれから出てくる予感がします。
お宝は、意外とこんな近くに!と思わせておいて、実はまだまだ、先があるのよ~という展開、楽しかったです。
特撮駆使した、特に炎をたくさん使った映像が綺麗。洞窟に何千もの蝋燭の明かりがぱぱぱぱぱっとついていくところとか。
中国、シルクロードをチベットまでロケしたという壮大さがありますが、話の都合上、どうしてもすっとばしてるのがう~ん、残念。
しかし、この映画、私はインディージョーンズより、自然の壮大さと説得力があって好きですけど。
更夜飯店
過去持っていたホームページを移行中。 映画について書いています。
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