バンジージャンプする

バンジージャンプする

A Bungee Jumping of Thier Own

2005年4月7日 銀座テアトルシネマにて

(2001年:韓国:100分:監督 キム・デスン)

今じゃ~大人気のイ・ビョンホンが『JSA』の直後に主演した映画が公開されました。

若々しい大学生から、落ち着いた雰囲気の高校の国語の教師まで。

表情が豊かですけれど、じっと見つめるときのからみつくような視線、というのはこの人ならでは、のものがあると思います。

大学生のインウが雨の日、偶然出会った運命の女性テヒが、先日亡くなったイ・ウンジュ。テヒの気をひこうとあれこれちょこまかするイ・ビョンホンのちょこまかぶりって可愛らしいです。

しかし、突然のテヒの死によって人生がかわってしまったインウ。しかし、テヒが残した言葉通り、来世でもまた会えるということが現実になってしまいます。

ここからが、ちょっとびっくりの展開。絶句してしまいました。ファンタジックなストーリーテリングにはしないで、きわめて現実的な事の連続なのです。

韓国では公開時、論争になってしまったというラストへの持っていき方。ちょっと強引のような、ファンタジックなような、切ないような、諦観のような・・・これってとってもアジア的な考え方かな、と思いました。

冒頭のシーンとラストのシーンの映像と撮影がとても綺麗。そしてイ・ウンジュは、やはり今となってみると綺麗だけれども、線の細い、薄幸そうな印象が残ります。 

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