スパイ・モンキー

スパイ・モンキー

Spymate

2006年1月10日 科学技術館サイエンスホールにて(試写会)

(2003年:カナダ:83分:監督 ロバート・ヴィンス)

いやはや、どうも。

この2003年の映画が公開されたのは・・・忍者役のパット・モリタ(『ベスト・キッド』)が2005年に亡くなったからとしか思えません。

チンパンジーの天才スパイ。パートナーの娘が開発した地球を破壊するドリルを悪用しようとする悪者科学者に誘拐されしまった。そして日本が舞台になって活躍するっていう・・・これを書いている2006年は戌年なんですけどって変なつっこみをしたくなるくらい、とほほ。

あまりにとほほなもので、笑うに笑えず、日本が舞台になっているので、珍妙な日本語の看板、「歩く電話」ってなんなのよ~とか、そんなところに目が行ってしまうのです。もう、「めずらしいもの、見てしまいました」の世界。

唯一、ぐふって笑ってしまったのは、地球を破壊に至らしめるドリルが日本の槍ヶ岳にあって、忍者の寺があり、忍者たちがお祈りをするとき、日本語で「助けて、助けて、助けて」と言う所です。

意外と、念仏とかお祈りとか・・・言葉は色々でも要は「助けて」なんじゃないかなぁ~なんて笑ってしまいました。

これからは、何か困ったときは、シンプルに「助けて、助けて、助けて」って言おう。

この映画を観た帰り道、思った事は「去年の映画祭で観た、あんなにいい映画の数々が公開されず、なんで、これが公開?」です。とほほ。

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