クリスティーン
John Carpenter's Christine
2008年8月3日 DVD
(1983年:アメリカ:110分:ジョン・カーペンター)
イラストのページで『殺しのドレス』を描いたら、キース・ゴードンが次に出たこの映画を思い出しましてDVDで観てみました。
覚えていたのはキース・ゴードン主演で原作がスティーブン・キングということなのですが、監督があらまぁ、ジョン・カーペンター。
タイトルもスティーブン・キングの・・・ではなく、ジョン・カーペンターの・・・ですね。
わたしが映画見始めたころ、どんどんジョン・カーペンター監督の映画って公開されていたのです。
B級映画の王者、といってもいいかもしれません。
ただ、まだまだ映画を見始めて、何を見ていいか全然わかっていなかったころ、目を白黒させていた子供のころは、ホラーは、怖くて観られなかった(というカワイイ時期がわたしにもあったのですよ)
そんな中で『ブギーマン』とか『ハロウィン』とかですねぇ、続々と。
わたしが観たのは『ニューヨーク1997』とか『ザ・シンガー』くらいですが、根強い人気を誇っている監督です。
しかし、まぁ、わたしは名前は知っていても、あまり語ることはできませんね。観ていないから。
まぁ、感慨深く観ました、クリスティーン。
アーニーというメガネをかけたいじめられっ子(キース・ゴードン)がたまたま買った、汚い中古の車、クリスティーン。
ところが、ところがこの車・・・・クリスティーンというだけあって、女の子であり、嫉妬するわ、暴れるわ・・・・なんですよ。
車が人格?を持って人間を襲う・・・というものですが、後半にかけて、しぶとい赤いクリスティーンがなにがあっても「復活!」するところに感心してしまいました。
最初はボロボロの車で、アーニーが車庫を借りて綺麗にするのですが、いじめっ子たちがずたずたにしたのに怒り・・・・一晩で、またキレイに自力でふっか~~~つ。復讐の鬼となる。
クリスティーンを買ってから、なんだかモテル男の子になってしまったアーニーですが、彼女ができると、クリスティーンが嫉妬する。
なんだか、じたばたじたばた嫉妬するクリスティーンって、かわいいな、、なんて。こわくはないですね。
調べるとジョン・カーペンター監督は、音楽も手掛けていますが、赤い車、クリスティーンが「意志を持ち始める」というのはラジオが、ぱっとかかります。
そこで流れるのが古いロックばかりだ・・・・と台詞にあって、あ、そこまではわからないなぁ・・・・と思いました。
アメリカ人だったら、あ、これは古い曲だ、ってピンとくるのでしょうが。
なかなかマニアックですよね。
B級映画の定石通りといえばそれまでなんですが、なかなか面白く観ました。
更夜飯店
過去持っていたホームページを移行中。 映画について書いています。
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