海底から来た女

海底から来た女

The Woman from the Sea

2008年11月27日 東京国立近代美術館フィルムセンターにて(第9回東京フィルメックス・蔵原惟繕監督特集)

(1959年:日本:76分:監督 蔵原惟繕)

 原作は石原慎太郎の短編小説『鱶女』

なので、主人公はお金持のボンボン、ヨットの好きな青年(川地民夫)です。

ある時、ヨットハーバーのある港で、人が鮫?に食い殺されるという事件がおきる。

そんな時、ヨットに乗っていた、生魚をかじる謎の美女。

 漁村の長老は、鮫ではなく、昔、大きなフカをつかまえた時のフカの化け物が出たのだ、という。

しかし、青年の前に現れるのは、むちむち~~~~~っとした、美女。

う~~~ん。

いや~~~『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』の原型のような話ですね。

 水中撮影が出てきますが驚くほどクリア。

さて、なぞの美女に恋してしまった青年は、村人との板挟みになってしまう。

本当にフカの化け物なのだろうか・・・・というホラー的な要素がいっぱいです。

でも一番、怖いのは、かじりかけの魚が、海にぷか~って浮いている絵。 



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