スターウォーズ エピソード7 フォースの覚醒

スターウォーズ エピソード7 フォースの覚醒

STAR WARS: THE FORCE AWAKENS

2015年12月30日 TOHOシネマズ市川コルトンプラザにて

(2015年:アメリカ:136分:監督 J・J・エイプラムス)

 いや~まさかねぇ。

50代になってまで、スターウォーズシリーズの新作を観ているとは、一番最初に観た中学生の私は思いもよらなかったでしょう。

最初の時にスターウォーズシリーズは全9作で、エピ4~6、エピ1~3、エピ7~9と三部に時代は分かれると発表されていたんです。

で、今になってエピソード7。

 私は思うのですが、ぽんぽんぽんと一年おきくらい(9年か10年)で完結してしまえばよかったのですよ。

『ゴッド・ファーザー』三部作みたいにね。力が続くのは3作くらいなのです。

私が中学生の時、一番最初のエピソード4が公開されて、一年間、ロードショー公開されて、そこまで人気があった映画は

『タイタニック』くらいなもので、ストーリーよりも色々なキャラクターが人気になりました。

 20世紀FOXでなくなって、ルーカスフィルムがディズニーに買収されたとか、へぇ、って感じですけれど、

スターウォーズの始まりは、必ず、20世紀FOXのたんたかた~んっていう音楽からでしたから、今回は残念でした。

でも、今回はエピソード4~6の続き、その後ということで感慨深く観ましたね。退屈することはなかったです。

コスプレしたり、初日だなんだと大騒ぎすることもないけれど、この映画は実は若い人向けであると同時に、最初から映画館で

公開を待っていた年齢、つまり私たちの世代への映画でもあるかな、と思いました。

 ツッコミどころ満載なのは毎度のことでありますし、スペースオペラ自体が矛盾を多いにはらんでいるものなので、

そういうのはもう慣れているというか。そういうところすら懐かしい。

ただ、ウォーズというから戦闘シーン当然なのですが、年齢的に爆破シーンとか、戦闘シーンには疲れが出てしまったかも。

今回新しく登場するドロイドのBB-8の丸っこさとかかわいいですね。

スターウォーズのキャラクターの魅力は、愛嬌があるところです。

今回、30年後という設定で、一番よかったのは、ハン・ソロの宇宙船、ミレニアム・ファルコン登場!の所でしょうね。

胸高鳴りました。あ、まさかって所で出てきます。予備知識なくて良かった。

ロケ地も砂漠から、アイスランド、アイルランドとロケハン大変だったでしょうねっていう世界規模のロケであります。

ストーリーにはあまり触れませんが、今年一年の〆にはいい映画でした。

XファイターとかH型ファイターとか懐かしかったな。夕陽をバックに飛ぶH型ファイターとてもきれい。

生きている内にやっと完結する、それがスターウォーズ。 

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