イン・ディス・ワールド

イン・ディス・ワールド

2003/12/05

シャンテ・シネ

 

限りなくドキュメンタリーに近いフィクションで、リアルで緊張感あります。

陸路でパキスタンからロンドンまでって・・・そりゃ~大変な旅です。

ビザとパスポートがあれば、海外に行けるって感覚の私からは実感できないものです。

旅をじっくり追っていくというより、10日後、とか40時間後という字幕をつけて飛ばすのですが実はその間がさぞかししんどいだろう、としみじみわかる仕組みになってます。

国が違えば言葉も違う・・・あえて少年の話す言葉以外は字幕をつけない、という監督の意向が最初に出てびっくりするのですが、それがまた、次々と国を超えていくリアルさに繋がっています。

しかし、少年はとにかく前へ前へと進んでいく、その姿に感動しました。

そして、実際彼は・・・という字幕でまたショック受けました。少年に未来はないのか? 

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更夜飯店

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