シャレード
2004/01/16
( ビデオ )
1963年、スタンリー・ドーネン監督、オードリー・ヘップバーン、ケイリー・グラント主演のパリを舞台にした粋なサスペンス。
冒頭、レジーナ(オードリー)のサングラスがアップになって・・・それを狙う拳銃が・・・って所からの掴み方からしてもう参りました、という感じ。
他の出演者もジェームス・コバーン、ウォルター・マッソーなどなつかしい顔ぶれも嬉しい。
そして、謎めいたコミカルな人物をケイリー・グラントが好演。
もう、ちょっと中年でオードリーは小娘扱いって所がまた、憎い。
サスペンスですけれども、台詞のやりとり、ヘンリー・マンシーニの音楽、パリの街並み、観ていてハラハラよりも
ほぅ~っとため息が出ます。ジバンシーの洋服っていうのはこういう風に着こなすのよっていうお手本も見られるし。
アクションシーンや銃撃戦などは、今から見るとおっとりしているかもしれませんが、その分、
ラストまでどうなるか・・・知的満足感が十分得られる映画です。
今回、ハリウッドリメイクされると聞きましたが・・・あれ、『ミニミニ大作戦』に続き、またマーク・ウォルバーグ君?
『ミニミニ大作戦』もオリジナルのマイケル・ケインのしたたかな大人の魅力だったのに・・・全く!でしたが、
今度はケイリー・グラント役。なんででしょうねぇ~不思議。
更夜飯店
過去持っていたホームページを移行中。 映画について書いています。
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