この世の外へ クラブ進駐軍

この世の外へ クラブ進駐軍

2004/02/10

渋谷シネパレス

 

常に男の世界を描き続ける坂本順治監督。

今回も終戦後ジャズを志す男性5人を中心にした男の世界です。

アメリカと日本、白人と黒人、ジャズへの思いいれ、友情、恋愛・・・ちょっと盛りだくさんすぎたかな、とも思いますが、相変わらずの切れのいい「決め台詞」の数々がスカっとします。

5人の中ではドラムの、オダギリジョーのトッポよいうな、親しみのあるような、抜けてるような、ズレてるような・・・「こいつ、(ドラムの)スティックをばち、って言いましたよ!」などど素人ぶりがおかしいです。

そのほかにも「レッツゴーしましょ~」の怪しい日系人、哀川翔、楽器屋のおやじ、大杉漣・・・脇役が又、切れのいいタンカきってました。

女性も出てきますが、どこか「男気」があるんですよね。 

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更夜飯店

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