パリ・ルーブル美術館の秘密

パリ・ルーブル美術館の秘密

2004/02/10

ユーロスペース

 

日本でも「国宝展」など見に行くと、この大きな絵や仏像などどうやって搬入したのか・・・国の宝、だからちょっとしたことで大変なことになるだろうなぁ、保険かけてるのだろうなぁ、などと漠然と思っていたのですが、さすが、パリ~のルーブル美術館であります。

その舞台裏は実に大変な作業の連続なのでした。

大きな絵画や彫刻の慎重な搬入作業から始まり、展示、補修、掃除に至るまでピリピリしていて、スリリング。

大壁画の展示作業なんて20人がかりの大作業。(この作業に何人かかわってるか、つい、

数えてしまいました)

そしてキュレーター他の働く人々のプロ意識が凄い。「ミロのヴィーナス、モナリザ・・・有名なものを

一室にまとめることは出来る。

しかし、ここは何度も参照するような大きな書物でありたい。楽しては知的満足など

得られないのだ」といった言葉がありますが、その意気、志の高さ、よし。

又、キュレーターはじめ掃除の人達の服装やユニフォームな何と上品で粋なこと。

そんな所からも「志の高さ」を感じました。

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