ヘブン・アンド・アース
2004/03/17
ニュー東宝シネマ
フー・ピン監督の『双旗鎮刀客』は、はちゃめちゃながら迫力のある中国西部劇でとても好きなので観にいきました。
武侠に生きる!みたいな映画は好きなので、迫力ある砂漠での合戦シーンや、キャラバン、馬賊たちとの戦い
なんて観ているだけでワクワクものです。
びっくりしたのはファンタジックなCG映像なんかも出てきたところで、へぇ~なんて単純に感心してしまう私。
マジメな男2人に対して、馬賊の頭領、安が、いつでもどこでも胡弓を弾いていたりして、妙に風流な人。
キャラバンのらくだたちがおすわりしている姿ってかわいいわ・・・とか、少年僧の凛々しさなんかも最初、
女の子かと思いました。
『双旗鎮刀客』を観たのは80年代なのですが荒けずりながらも、あの頃の中国ものでは異色の迫力活劇、
だったのですが、近年撮影技術も高度になって、ソニーピクチャーズが配給してアジアの映画を盛り上げている
反面、観る方も随分贅沢になったものですね。
例えば『HERO英雄』をDVDで初めて観て文句言うなんて・・・昔を知っている自分からしたら、とてもとても
嬉しい限りで文句なんて言えません。
この映画もスクリーンの為に撮られた映画だと思うので、ビデオでいいや、なんて思ってる人は・・・
がっかりするかもです。
更夜飯店
過去持っていたホームページを移行中。 映画について書いています。
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