大脱走
2004/03/10
東劇
公開40周年記念ニュープリントでの劇場公開。
やはり、こういう映画は映画館で観た方がいいですね。
『クライム&ダイアモンド』で映画マニアの殺し屋・ティム・アレンが捕まえて監禁している'獲物'
クリスチャン・スレーターにテレビで見せてあげているのがこの『大脱走』でしたね。
「大脱走のマーチ」や、スティーブ・マックィーンがバイクで逃げるシーンは有名ですが、今回、あらためて
最初から観ると脱走に至るまでの用意周到な、実話を忠実に再現したという計画がとても丁寧にかつ
手際よく(ここ大事)描かれていて、感心しました。
役割分担をきちんとして、その人にあった作業をさせてっていうチームワークとそれを指揮する
リチャード・アッテンボローのリーダーぶりが印象に残ります。
そしてスティーブ・マックィーンも、一匹狼風ですが、何気ない所で男気のある「いい役」で、他の俳優さんも
充実、堪能しました。
個人的にはチャールス・ブロンソンの若いけれど渋い、そして弱い所も見せるキャラクターがいいですね。
昔の「名画」といわれるものをリバイバルなどでみると実に男の人が「大人」なので驚きます。
今回も皆、若い設定なのでしょうが、「大人の男の友情と団結」しっかり描かれていて、男だけの世界、楽しめました。
更夜飯店
過去持っていたホームページを移行中。 映画について書いています。
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