アイ, ロボット

アイ, ロボット

i,Robot

2004年8月31日  安田生命ホールにて(試写会)

(2004年:アメリカ:115分:監督 アレックス・プロヤス)

ウィル・スミスがエグゼクティブ・プロデューサー兼主役でこれ全編、ウィル・スミスの映画ですね。

近未来2035年のシカゴ。ロボットが人間と同じように働く時代。ロボット3原則にのっとった「完璧な新型ロボット」の陰謀に巻き込まれてしまう刑事のウィル・スミスです。

人を傷つけない、人の命令に従う、それ以外の場合は自衛する・・・この3つの原則の盲点をついているといえば、なるほどそうなんですけれども、台詞で説明する部分がとても多いのですね。

何故、どうして、どうなるのか・・・肝心の話の説明はシリアスな台詞で、カーチェイスやロボットなどの特撮はとても見せ場があるのですがあまり融合していないような。シリアス~特撮~シリアス~特撮の繰り返し。シリアスと特撮の融合という点では『イノセンス』が感心してしまったのですが・・・。

ロボットNS5の中で「夢を見ることのできるサニー」というロボットが白くてぷよぷよしていて、メタリックではなく、くず餅みたいな人なつっこさと不気味さが同居しているのですね。カメラワークなど、とても凝っていて特撮の粋を集めました・・・という点はさすがハリウッド映画ですね。(いい意味で)

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