チャンピオン
Champion
2004年10月2日 DVDにて
(2002年:韓国:117分:監督 クァク・キョンテク)
『友へ チング』の監督クァク・キョンテクと主役だったユ・オソンによる実在したボクサー、キム・ドゥシックの半生を描いたもの。『ロッキー』のように勝ってすっきり・・・ではないですね。世界タイトルに挑戦して負けて亡くなってしまったのですが、ドゥシックがボクシングに目覚めて、ストイックな生活、練習を重ねていく様子が、陰影がくっきりとした綺麗な映像で淡々と綴られます。
晴れ晴れしい舞台よりも、その裏の地道な生活に焦点をあてていて、幸せな結婚もするのですが、チャンピオンへの道は半端ではない厳しさがびしびし伝わります。
ユ・オソンは吹き替えを使わずにボクシングを習い、練習して撮影にのぞんでいますから、本当にボコボコになるのでした。派手な映画ではないのですが、とっても重厚でストイックさが印象に残る・・・そんな映画でした。
更夜飯店
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