ターミナル

ターミナル

The Terminal

2004年11月30日 一ツ橋ホールにて(試写会)

(2004年:アメリカ:128分:監督 スティーブン・スピルバーグ)

この映画の私的な見所は、ターミナルの完全なセットでした。

作られたセットだからこそのカメラワークというのが随所に見られます。

トム・ハンクスの顔のアップがぐ~っと引いて引いて、群衆になるまでを撮れるというのはセットならではです。

ハリウッドスターを起用して、心温まる人生話、アメリカであってアメリカでない空間という発想、完璧なセット、ソツのない映画です。正に家族で友人で安心して観られるお正月映画。

でも私は空港に集う「外国人」の描き方にはちょっと疑問を持ちました。

スピルバーグ監督って本当にソツのない人ですね。今やハリウッドの優等生という感じがします。 

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