ザ・ブライド/花嫁はギャングスターⅡ

ザ・ブライド/花嫁はギャングスターⅡ

My Wife is a Gangster 2:The Legend Returns

2005年6月10日　ＤＶＤにて

（2003年：韓国：105分：監督　チョン・フンスン）

前作、世間の評判悪くても、私はとても好きでした。

女ながらにしてヤクザの組長、シン・ウンギュンの男っぽさがとても気持ちよかったからです。

２は公開にならず、ＤＶＤスルーになってしまいました。

２では、監督がかわって雰囲気も、テンポも違っています。

冒頭の壮絶な戦いの時に、頭を打って記憶喪失になってしまったウンジンが中華料理店に拾われて・・・とあららな展開。

この２で残念なのは１でメインだった夫のスイルが全く出てこない事です。スイルとウンジンのすれ違いとラストであらら・・・と次への期待が高まっていたのに、中華料理店のマスターとその娘との人間関係が中心。ここでスイルがからめばなぁ～～～。

ウンジン役のシン・ウンギュンは、あの笑い方といい、いびきといい、記憶はなくても体が自然と動いてしまうという面白さの方がメインになっています。タイトルとちょっと違う内容。

ラスト、意外な人が出てくるのですが、日本版の予告編ではここを強調していますが、ちょっとだけだから、韓国オリジナル版の方が映画の内容に沿っていると思います。

やりたいことが一本に絞り切れていないような感じもありますけれど、シン・ウンギュンはアクションだけなくコメディのセンスもあるから、それは観る価値ありかも。