イーオン・フラックス

イーオン・フラックス

Aeon Flux

2006年3月3日 科学技術館サイエンスホールにて(試写会)

(2005年:アメリカ:93分:監督 カリン・クサマ)

未来ものSF映画でありますが・・・その造詣は意外にちまちまとしたものでありました。

特撮もちょっと控えめにしてみました・・・という感じです。未来もの、というと『アイランド』のように無機的な世界が多いけれど、この映画は妙に有機的・・・・南国の植物がうっそうとしていたりします。また、政府の建物の中庭は桜の花が綺麗に咲いていたりして。

しかし、この映画の目玉は、良くできたSF映画ではなくて、ずばり、イーオン・フラックスを演じたシャーリーズ・セロンのナイス・バディであります。

一応、反政府組織の革命戦士・イーオンって事ですが、黒の体にぴったりとした服・・・ちゃんと胸元はあいています・・・に身を固め、ひゅんひゅんと簡単に政府の建物の中に入っていってしまうイーオンのナイスなバディのナイスな動きを堪能、これではないかと。

バレエを習っていたというシャーリーズ・セロン。身のこなしが、機敏というより優雅なんですね。

また、技というのも破壊的なものでなく、口笛ぴゅ~と吹くと、ころころころ・・・・・と集まってきて、'Good boys'とイーオンが微笑んで、ぱりん、みたいな・・・ちょっと可愛らしいのです。

最後の方になって、これこれこういうことでした、おわりってなるところがやっぱり起承転結きっちりしないと観客は許さないのかぁ~なんて思いましたけれど、まぁ、とにかくイーオンがナイスバディだからすべて許します。もうそれでオッケーなのです。

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