男と女、女と男
私立探偵 濱マイク テレビ特別版Nプログラム
2006年5月20日 渋谷 シネマ・アンジェリカにて
(2002年:日本:44分:監督 アレックス・コックス)
「コラ、死ね!」
・・・という台詞を言うのは塚本晋也監督。
塚本晋也監督は、今回、謎の集団の大ボスという役で、格好がもうコスプレに近い。
アフロヘアーに、白いコンタクト、白いフリルのブラウスに黒のレザースーツ・・・そして、つかまえたマイクの友人、ノブに向かって、「コラ、死ね!」
この台詞回し・・・凄みと狂気があふれてて良かったです。ものすごく説得力ありました。
文字じゃ表現できないのがもどかしい~胸にずきゅ~~~んときました。
他にも全身カラスの刺青をした殺し屋が田口トモロヲさんでこのなりきりアクトも凄いです。
本当にかわいい?顔してるのに、黒のレザー、パンク姿で、殺し屋やっちゃうのです。しかも、ウィンク!
わわわ、田口トモロヲのウィンク!
初めて見た。 (というか前にテレビで観ているのですが、忘れていて再発見)
しかしですねぇ、塚本晋也監督が死ねとすごんでいる、相手のノブ役は、中村達也。元Blanky Jet Cityのドラマー。
Blanky Jet City は3人でしたけれど、3人とも全身に本物の刺青を入れている、本物の不良なんですよ。
だって、暴走族やるか、バンドやるか?でバンドを始めた3人。
でも大丈夫。塚本晋也監督は、自分の映画『バレット・バレエ』で中村達也を役者として使っているのですから。
このテレビシリーズ特別版は、最終話は誰が監督するのか・・・というのは発表されなくて、林海象監督自身が監督するのかな・・・と思っていたらアレックス・コックス監督。
こうして4年ぶりにシリーズを通して観ると、ライブハウスのオーナー兼バーテンのノブ、というのはテレビだけの存在なのですが、マイクの友人たちは、ほとんと「子分」的存在なのに、唯一「兄貴」的存在でした。一番格好いいのはノブさんだぁ~って私のひいき目ですか・・・
更夜飯店
過去持っていたホームページを移行中。 映画について書いています。
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