オーストラリア

オーストラリア

AUSTRALIA

2009年2月8日 よみうりホールにて(試写会)

(2008年:オーストラリア:165分:監督 バズ・ラーマン)

 『ムーラン・ルージュ』で二コール・キッドマンおねえさまを起用して8年(も経ったのか)バズ・ラーマン監督は、また、二コールおねえさまで、オーストラリアを舞台に大メロドラマ。

 いや、でもね、この映画の二コールおねえさまは、綺麗なだけでなく、りりしくもあり、「子供が苦手」という役で、アボリジアニの少年が甘えてきても苦虫をかみつぶしたような、困惑したような、イギリス貴族なんだけれどどこか最初、神経質にイライラ歩く姿・・・そんな微妙な役どころ、良かったのです。

オーストラリアの一匹狼、野生の男、ヒュー・ジャックマンとイギリス貴族の未亡人ってね。

ヒュー・ジャックマンって、『X-MEN』の手から凶器がシャキーン!!とか、『ヴァン・ヘルシング』のヴァン・ヘルシング博士とかねぇ・・・コスチュームっぽい役しか見たことないのですが、まぁ、たくましい。

2人とも乗馬シーン盛りだくさんでそりゃー、乗馬シーンが大好きなわたしは満足です。

二コールおねえさまが乗馬服で、背筋のばして馬に乗るシーンはそれだけで、額に入れて飾っておきたいくらいキマッています。

もう憎たらしいくらいきまっていても、嫌味にならないのは、さすが、二コールおねえさま。

 日本の10倍も紫外線が強いオーストラリアの日差しの中で牛追いをしても、パーティになると美白の肌でチャイナドレスを着てあらわれる二コールおねえさま。

 アボリジアニの少年への母性のようなものが芽生えて、どぎまぎしながらも、きりりとかばう母性の二コールおねえさま。

 もう、二コール・キッドマンが出る映画は、二コールおねえさま映画になってしまうのですが、ただのファッション・ショー映画にはしていないところがね。

 しかし、ヒュー・ジャックマンと二コールおねえさま、さすがだと思ったのは、2人とも全身のバランスが、素晴らしく美しいのです。

おしりがきゅっとあがっていて、足が長くて、背筋まっすぐで、頭小さくて、まぁ、立ち姿がきれいだきれいだ。

金城くんも仲村トオルも、立ち姿綺麗ですが、素直にきれいだなあ~と口半開き。

 戦争が始まって、日本軍が攻撃してきますが、日本はオーストラリアまで行ってしまったのねぇ・・・

南に行きすぎ・・・日本軍・・・とか。

 アボリジアニの少年のおじいさんが、なんかまじない師で、いざっていうときに鶴みたいに片足で立っている・・・って絵が一番気に入ってるかもしれません。

この映画の主役は実はアボリジアニ鶴じいさんかもしれない。けっこう、映画の守護神みたいです。

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